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百年先よりも今

1999/4/27 windows、20代、学生

 共産主義でも資本主義でも、どれだけ多くの人間が幸福であるかが問題であると、ほとんどの人間が思っていますよ。大衆政党だというなら、ましてや政権をねらうというなら、中上流層の市民主義と行動を共にしなければ、無用の難物だということで社会党とは別の方向に倒壊しますよ。社民党といっしょになるくらいの寛大さがないとね。それでなくても余力のない左派勢力の体力を使い果たして、結局、十を望んで一つどころか負になってしまいかねないんですから。現在共産党に支持が集まっているのは、そういった期待もあってものです。共産主義というものがどんなに巨大な思想であっても、それが人類の思想の一角を占めるものに過ぎないということを認められるかどうかで、随分と日本の歴史も変わるかも知れませんよ。
 マルクスは偉大な人物だと思うし、現代にも通用する事を言っていると思うけれども、ここは二十世紀の日本です。彼から学ぶべき最も大切なものは、彼の思想体系ではなく、彼をそういった思想に導いていった人間としての部分にあるようにおもうのですが。こういうのを日和見主義とか改良主義とかいうんですか。だとしたらすいません(笑)