4月24日に投稿されたペロさんと同じ悩みで悩んでいた事があるので宗教と共産党について私の経験・意見を書こうと思います。
私はキリスト教を基本精神とした大学に通っています。礼拝などに熱心に参加し、聖書の研究もしています。
ある日、私は古本屋で『日本共産党読本』という、日本共産党が70年代に出版した本を見つけたので読んでみました。そこには科学的社会主義の思想が書かれており、「宗教は観念論に過ぎない、非科学的だ」という趣旨の文がありました。
私は大学のキリスト教学の先生兼牧師さん兼共産党支持者の方に「宗教と日本共産党の掲げる科学的社会主義は矛盾しないのか」と聞いてみました。すると先生はこう答えました。
「私自身も何年も前から、宗教は一人一人の倫理観の問題なのだから批判するのはおかしい、と共産党に注意してきた。最近は共産党も宗教に対する考えは柔軟になってきたから、宗教者でも支持する人はいる」と。
実際に私の大学のクリスチャンの教授は、話をしてみるとほとんどが共産党支持者のようです。私も、宗教と共産党の科学的社会主義の考えは割り切ることにしました。
共産党が更に力をつけるには、少し考え方の違う人も積極的に受け入れる事だと思います。