『さざ波通信』が開設されて半年近くになりますが、このホームページを開設された党員の方々は、この半年間をどのように総括されているのでしょうか?もうこのホームページの果たしている(これから果たすであろう)役割が見えてきているのではないでしょうか。(この間の様々なメッセージからみて、これから大きな変化があるとは思えないので)
私自身の率直な感想を言えば、このホームページの開設のねらいである「日本共産党のよりいっそうの発展強化」からは離れたものになっているのではないかと思います。その最大の原因は党員の方々からのメッセージが大変少ないということにあると思います。さらに時々寄せられる党員(たぶん?)のメッセージは「本当に党員?」と思えるようなものさえあります。「批判的見地」ばかりが目立ち、党外の人間からみると、「共産党内部も意見が分かれているんだなあ」、「指導部は党内から信頼されていないんだなあ」、「共産党の方針は問題が多いんだなあ」という印象(マイナスイメージ)しか残りません。
私もそうですが、党と多少なりとも関わりを持った人間ならそういうことは当然分かっているはずですし、そういう問題を乗り越えて新しい社会を創り上げていこうとしている組織であるということも理解できているはずです。ただ、共産党(員)に対してそのような理解がない場合、このホームページの果たす役割は大変マイナスなものになってしまうと思います。このホームページを見て共産党に対する信頼感を深める人間は少数だと思います。メッセージを送らない圧倒的多数の人間は共産党に対する不信感を深めるだけではないでしょうか。
その組織(共産党)が目指す社会の内実をその組織(共産党)内で具現化されなければならないし、そうでなければそういう社会を創りだしていくこともできないと思います。ただ、残念なことに共産党(員)といえども、現在の社会の様々な影響を受けざるを得ないし、権力の側からの様々な攻撃(もっとも強力な)も受けています。そういう状況では組織内部に一定の問題が生じるのは不可避だと思います。党外の人間が無責任なことを言うのはあまりしたくないのですが、ぜひとも統一と団結は守ってほしいと思います。組織内部の問題は組織内部で解決するべきで、そうでなければ党を離れるか、「分派宣言」をして「党中央」と対決すべきではないでしょうか。
「げじげじ」さん、文字化けで何度も送信させて申し訳ありませんでした。最後のところがまた文字化けしていましたので、もしまだ不備がありましたらお知らせ下さい。(編集部K・S)