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党本部建設問題について

1999/9/13 れんだいじ、40代、会社経営

 吉野さん、こんにちわぁ。「党本部建設問題」についての吉野さんの投稿拝見いたしました。「箱もの」については従来それを重視するよう意見してきた手前、少しコメントしたくなりました。
 「党本部建設」についてはいずれそういう時期が来るのですから、このこと自体は「いつ、どういう方法と規模で」やるのかという問題になると思います。そういう意味では、「この時期と募金方法と規模がそれぞれ適正なのか」という問いが肝心なことであり、できえれば党内論議で下から積み上げする方が自然なのではないかと思えますが、そのような形跡があったのでしょうか。自前の費用と募金で建設するといっても、元をただせば党員から捻出されたものであり、今後の手当もそうなのでしょうからタックスペイヤー的意識で党内論議を要求することは当たり前のように思いますが。
 問題は、党本部ばかりではなく、今後少なくとも都道府県単位に党会館がつくられていくことが前提にされていなければおかしいのではないかということにあります。このあたりはどうなっているのでしょうね。党本部建設で身動きできないようなプランであれば、根本的な見直しがされないと不自然のようにも思います。
 私が「箱もの」の必要を主張しているのは、本部の人間に良かれとはまったく反対の意味であって、地方地域の党員が何の楽しみで党活動しているのか可哀想なように思って(私が知りえている党員の日常からうかがえる様子を根拠にしています。実際には欣喜雀躍しているのかも知れず、やや推測気味です)、私が執行部の一員であれば創価会館のようなものをつくって党員の桃源郷をつくってあげたいなぁと思うがゆえに提言しているわけです。党員でもないのにいらぬお節介焼くなと言われそうな気がしますので、これ以上の発言はさし控えます。
 げじさん、こんにちわぁ。それにしても、私と同じ党外の、熱烈党支持者げじさんには困ったもんですねぇ。繰り返しますけど党員になって頑張ってみればよろしいのに。元党員で現在党外にあって熱烈党支持者という構図が理解しかねますねぇ。不自然ではないですか。あたかも党員外という岩陰から党熱烈支持という紙鉄砲飛ばされてるようで、当たっても当たらなくても気持ちがぬるぬるする。いっそのこと岩陰から出られればよろしいのに。党を愛するその気持ちに拍手拍手を送らせていただきますが。
 江戸の昔から「民は知らしむべからず、拠らしむべし」という統治術がありますが、そういう統治術のかごの中に入るのを御免こうむろうとしたのがそもそもの民衆運動の原点なのではないですかねぇ。江戸期の「おかげ参り」には、神仏敬愛という体制側も認めざるをえない名目で、「ええじゃないか、ええじゃないか」と乱舞していく運動の裏で、諸国の実状に対する情報交換をし合っていたという民衆のエネルギーがあったんですよねぇ。それは分断統治に対する枠抜けの智恵であり、天晴れな行為ではなかったかと思われます。
 『さざなみ通信』にもそのような作用がありますが、それを良くないと言う感性は統治者側のものであり、そんな臭いがするがゆえに川上さんのみならず「げじげじさんは何者か」といぶかる訳で、それは当然でしょう。パソコン通信の発達は、政治から経済・文化まで既成の仕組みを大きく変えつつあります。産業革命以来の大変革を社会にもたらすことが必然と思われます。『さざなみ通信』も、こうした流れに沿った「さざ波」であり、それは良いことではあってもその反対ではないでしょう。