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一般投稿欄

一般党員はなぜ投稿しずらい?

1999/9/15 浩二、40代、自営業

 はじめまして。『さざ波通信』における連日のさかんな討論を楽しみに読んでいる浩二といいます。
 さて、この『さざ波通信』に対して、「さざ波通信は日本共産党の党中央に批判的だから、一般党員は投稿しずらい」という議論がありますが、私にはこのように言われる理由がさっぱりわかりません。なぜでしょう? 理由は何でしょうか?
 日本共産党の大多数の議員さんは、連日連夜、日本共産党にとって決して居心地のよくないであろう議会で奮闘されているはずです。そういう議会で日本共産党の考えを堂々と主張し、相手の議論を批判していると思います。
 また、JCP Watch という日本共産党を批判的な角度からもながめようというスタンスを持つ掲示板がありますが、この掲示板には日本共産党員または支持者の方がたくさんカキコしています。
 あるいは今は閉鎖されたオウム公式サイトの掲示板。ここにはオウム批判の人間がたくさん登場し、私もおおいに議論いたしました。
 『さざ波通信』にはもちろん、上記のような場にはない特徴があります。日本共産党員でありながら日本共産党に批判的な党員の方々が主催しているという特徴です。これが理由なのでしょうか? このような性格をもったホームページに党中央支持の党員の方が投稿するのは、いわば「分派という敵の土俵を認めることになるからまずい」、「分派という敵の土俵に乗るからまずい」とかいうことになるからでしょうか? それとも「支部間で議論してはならない」という規約に違反することになるからまずい、ということでしょうか?
 もし仮に私が党中央全面支持の人間なら、そもそも投稿しないか(静観する)、または『さざ波通信』の考え方を正面から批判する投稿をするでしょう。『さざ波通信』の姿勢への批判とともに、ここで論じられているいろいろな題材への批判をするでしょう。
 党中央が『さざ波通信』に対して取りうる態度は3つでしょう。規約違反として処分する、静観する、存在を認める、の3つです。このうち党中央は現在、「静観する」を選択していると思います。しかし静観といってもおそらく、「規約違反で処分したいのやまやまだが、世間の目があるから今はできない」ということでしょう。そうした党中央の思惑を感じるから投稿すること自体が やばくなると、そういう意味なんでしょうか? 投稿した人間は、どんなに『さざ波通信』批判の内容であっても、投稿したこと自体がその存在を認めたことである、『さざ波通信』にかかわったことである、だから党中央としてはそういう党員を好ましく思わない。そうした懸念があるために及び腰になると、そういう意味でしょうか? 理由をはっきり示さないというのは、おそらくこうした理由が背後にあるのではないかと推測します。だとしたらそういう理由があること自体、日本共産党が常日ごろ党内民主主義はある、完璧だと言っていることに反することです。党員で意見を異にする人の開いたホームページにおいて「さえ」議論することができないんだと、その程度の党内民主主義であると、それを自ら証明したと、そういうことになります。それでよろしいか?
 「さざ波通信は日本共産党の党中央に批判的だから、一般党員は投稿しずらい」。こう考えておられるげじげじさん、どうかこのようにおっしゃる理由を示してください。でないとこの一文は、「日本共産党に党内民主主義はない」ということを、図らずも証明する以外のなにものでもありませんから。