9月13日の「げじげじさんの投稿者批判に思う」に対して、私の思ったことを書きます。
吉野さんは私の投稿が「的外れ」「異端狩り」と述べています。私はそうは思いません。「地方議員」さんの投稿内容は、「我が党には信頼を寄せています」と言う一方で、党機関を批判し、「次の選挙で候補からはずされる結果になるかもしれません」とまで言っています。「地方議員」さんの言う「党」とは党機関(指導部)と対置された「支部の同志たち」や「私たち」であります。そこからは、一般党員と党指導部との対立の構図しか導き出されません。
私は議員や専従を含めて、党員が党内でさまざまな意見を持ち、場合によっては党指導部や政策・方針に疑問を持ったり、異論を持ったりすること自体は否定するものではありません。ただ、それを党内で解決(討論や実践の中で)することなく、「匿名」という形でインターネット上で流すことに対して批判しているのです。とりわけ、国民(住民)、選挙民、支持者に対して直接関わり、その支持を受けて存在している議員ならなおさらだと思います。どうしてそう言うことが「党崇拝」「党は神聖にして侵すべからず」ということになるのでしょう? 党内において官僚主義的な傾向や分散主義、退廃的傾向の影響などが生じない(以下、文字化け・・・編集部)。
蟹瀬さん(専従)の投稿に関しても、(吉野さんの投稿にもあるように)そのような「事件」はこれまでもあったのだろうし、これからもあっても不思議だとは思いません。ただその「事件」の「一般的な状況を明らかに」するかどうかは、そのケースによって異なるでしょう。少なくても、民青内や『前衛』論文(私は読んでいませんが)などにおいて、その教訓をくみ取ろうとする作業は行なわれたのではないのですか?(もっとも、何度も言いますが、その「事件」の内容がよく分かりませんし、その「事件」が本当にあったのかどうか、その事件と『前衛』論文がどう関わっているのかは、このHP上での討論・投稿を前提にしたものでしかありませんが)。
たとえ、吉野さんが言うように、「加害者・被害者双方のプライバシーや人権に十分に配慮」したとしても、現在のマスコミや公安、反共勢力などの状況から、プライバシーや人権が無視される形で進んでいくことは十分に考えられるのではないでしょうか。