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『さざ波通信』では議論になりづらいのでは?>浩二さんへ

1999/10/9 げじげじ、40代

 浩二さんからの「亀レス」があったので、「カメ」さんにならないうちに私の思っていることを述べます。
 浩二さんが言っているように、「規約については現役党員の方に聞いた方がいい」と私も思います。ただ、編集部はもちろん、『さざ波通信』に参加している党員の方々(非党員の方も)は、多くの場合は党(中央)に対して批判的であり、党を擁護する立場からの投稿はほとんどありません。ですから、多くの投稿に対しては、「そうだ! そうだ!」になるか、何の反応もないかのいずれかになる場合が多いのではないかと思います。もちろん多少の議論も一部ありますが。
 そういう意味では、さまざまな立場の方が参加しているJCP.Watch(ここが浩二さんの主戦場のようですが)で議論した方が(されているようですが)いいのではないでしょうか?
 浩二さんが一番最初にこの問題を提起した時、このよう言っています。

「規約改正を要望することは、一般党員は権利として持っていない、と理解しているのですが違いますか?」。

 つまり、「権利として持っている」かどうかが問題だったのです。そういう論点に対して私は党員でもないのに規約のいくつか部分を紹介しました。実際に臨時大会が開かれたとかどうかの問題ではないのです。規約の部分的な変更などの問題で臨時大会が開かれるなどということはふつう考えられないですよね。重大な党内外の情勢変化があって、民主集中制そのものを根本的に変えるという場合なら別でしょうが。そういう情勢は今のところ少なくても党内ではないのでは?
 党員がさまざまなレベル、方法で規約に関しても要望は出すことはできるはずですし、ある特定の要望が強ければ、それは党の方針に生かされるのではないでしょうか?(規約上そうなっていいはずですが・・・・)。また、浩二さんは次のようにも言っています。

「規約は日本共産党の活動にとってもっとも根幹のもの。それを変えてくれという要望は規約を否定したこととみなされるのではないか?(中身にもよるでしょうが)」。

 まず前提になるのは、党員はもちろん党の綱領と規約を自らの意志で認めて入党しているということ。もちろん情勢の変化や党員自身の考え方の変化がある場合は、規約に関して否定する立場になりうることはあります。ただ、その場合でも規約にのっとって規約の変更を要求すべきであって(規約上認められているのだから)、党に隠れて分派を形成したり、党外にその解決を求めるべきではないでしょう。そうなった場合は当然、規約違反として処分されても仕方がないのではないでしょうか(結社の自由)。ただ、このHPでも何人かの党員の方が書いているように、運用上の問題や党風の問題が事実あるのかもしれません。それは党外にいる私は何とも言えません。
 党中央のHPの問題に関しては、確かに日本共産党は遅れているのかもしれませんね。また、技術的な問題もあるのかもしれません。ただ、「日の丸・君が代」問題では、赤旗紙上に多くのEメールが紹介されていましたよね。長谷川さん(元議員)さんのような方が徐々にであれ増えてくれば、党中央のHPに関する姿勢も変わってくるのではないでしょうか。
 最後に。浩二さんは党員ではないようですが、JCP.Wacthでの精力的な議論を見ていると、正直、どうしてそこまで?と思ってしまいます。そういう質問に浩二さんが答えた文章を見ましたが、それでも不思議です。もっとも、私も「党員ではないのに、どうしてそこまで熱心に党を擁護するのか?」みたいなことを言われますがね。