浩二さんが党の会議について少し疑問があるようなので、少し党員としての意見を言います。党の会議は、週一回です。会議で話されるのは、職場や地域、学園の不満や要求を出し合いながら要求実現の展望を明らかにすることと党独自の機関紙(しんぶん「赤旗」)と党員拡大をどうするかといったことです。どちらかと言うと少しお堅い話しが優先します。地区委員会の会議は、討論が「活動報告」や「経験交流」で活発にしている支部やグループ、議員団の報告が主です。質疑や討論が参加者全員がいえる雰囲気にはなっていません。こういった会議の現状を変えるには、党員自身が積極的に改善を口頭や文書で要求していくしかありません。
ある友人は、「党に文句ある人も入党できないのか。そんな共産党は、討論の自由が無いのか」と言います。入党する資格は、「いちじるしく反社会的、反階級的で、党の純潔をけがす者は入党させることはできない」と党規約に書かれているので、はじめから共産党に反対するひともしくは反共主義のひとは入れません。
党の活動は、自分の持ち場を基礎にして人との信頼関係を作ることが大事です。