関西レインボーパレード2007は、10月28日に大阪市の淀屋橋から本町、心斎橋、なんばまで行進をしました。
参加者は、1300名余りでした。このパレードは、大阪で去年から始まりました。
パレードの目的は、ゲイやレズビアン、バイセクシャル、トランスジェンダーなどのセクシャルマイノリティ(性的少数者)が職場や地域、学校で言われのない差別を受けている中で、参加者が、市民に向けて色とりどりの風船を持ちながら、堂々とセクシャルマイノリティとしてアピールするためです。
参加者は、10歳後半から30歳代が中心で、中には、年配のセクシャルマイノリティの方もおられました。
宮本たけし衆議院選挙比例代表近畿ブロック候補者や尾辻かな子前大阪府会議員、野之上愛高槻市会議員、小堀清次堺市会議員が、パレードの参加者と一緒に歩きました。
パレードは、ブラスバンドやCDを使ったダンスミュージックで盛り上げました。
私がこのパレードに参加して感じたのは、意味のないスローガンや無味乾燥なシュプレヒコールの集会が、青年層にとって魅力がないです。青年層は、興味のミュージックを取り入れたパレードに興味を持つことです。パレードに参加している方は、知っている友達が参加するために、一緒に行っています。
民青同盟員や労働組合の青年部員の方がこのパレードに参加していないのは、ためらいやパレードの悪いイメージ、上位下達の参加スタイルからだと考えられます。
日本共産党を含む日本の左翼勢力が、関西レインボーパレード2007の経験を取り入れて、青年層が興味を持つような活動スタイルの確定をすべきです。