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「組織論・運動論」討論欄

原仙作さんへ

2009/2/22 人文学徒

 僕がお礼を書いたのに、かえってお礼を返されるなんて恐縮です。思いつ くままの感想など、書いてみます。

 まずこの部分。理論というものは、不破にはそれこそが分からなくともシ ビアーなものだと、心底そう思います。まーマルクス主義のプラグマティズム化 よりももっとひどい。なんせ「イズム」もないんですから。あるのは、「自分」 だけ。こんなんで彼らはご自分の人生をどう総括されるのでしょうと、人事なが ら心配なほど。人間精神の最も最高の働きって「自覚」だとは、「自覚」を哲学 体系の中心においたヘーゲルの、その研究者である僕の恩師の受け売りですが、 その欠片もない。

「一見してわかるウソでマルクスを援用しレーニンをけなす不破の「理論」を見 ると、彼が口先では共産主義の必然を言うものの、本当にそう信じているとはと ても考えられないことです。自分でわかっていて羊頭を狗肉だと言いふらして売 る商人の”善意”なるものを誰が真に受けることができるでしょうか? 党の名称 を変える問題で、彼は共産主義の理想を理由にあげて変更を否定していますが、 とうてい、額面どおりに信用するわけにはいきません。」

 もっとも、出自が以下であれば、まー悪循環の成れの果て。僕もそう見ていま す。自覚の欠片がよみがえるたびに民主集中制にしがみつきなおしたと、そんな ところなのでしょう。

「この欠陥、この闇とこの党のウルトラ分派禁止付きのウルトラ「(民主)集中 制」の維持とは深い相関があると考えています」

 罪に罪を重ねているわけです。悪循環ってそういうもの。
 社民党との合同も、分かるような気がします。そうすれば、中枢部に異なった 血、異分子が入ってきますから初めて「ちょっとは変わったかな?」と見られ始 める。それでも共産党が最大勢力じゃなー?との声はなくならないでしょうね。 それぐらいに、いろんなマイナスレッテルを張られてしまって、しかもそれらを 元までたどれば、正しいものだ。今、マルクスが蘇り始めた時代なのに。
 それでも合同すれば、民主集中制など当然、即、吹っ飛びますし、今のままで 「出番が来る」などと言い続ける「待機主義」、客観主義は受け入れられるわけ がありません。そのときにはまた、その組織役員内の「グループ会議」などをあ ちこち各級で頻繁に開いて引き回しに努めるかも知れませんよ。

 「福祉国家を」さんの投稿を改めて読み直してみました。たしかに仰ると おり。僕も自治労連の体質などは肌身で知っていますので、近くエールを送りた いと思います。
 それにしても、僕らのブログ、なぜ、わかったのでしょうか? 驚いた。まっ たく時間もかからずに?