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「組織論・運動論」討論欄

綾瀬はるきさんへ、赤いたぬきさんへ

2010/8/9 田貫 喜一

綾瀬さん、
地方議員をされているようですが、短気を起こしてやめないようにお願いしま す。大変でしょうが。
 志位氏ではないですが、「貴殿の出番」が必ずやってきます。それまでは貴殿 の周囲に 党内、党外を問わず大衆的基盤を構築することが肝要かと存じます。
 今後のご活躍を祈念いたします。

 赤いたぬきさん、
 「我々は個人としてなすことをしよう。それが「日本共産党主義」者ではなく 「共産主義」者が今現在なすべき任務であるとかんがえる」(赤いたぬきさんの 論文)。この発想好きです。
 小生も共産党指導部に対して、本通信で批判、悪口を言っています。
 しかしながら、戦後の共産党員、支持者の活動の積極面も評価する必要がある と思います。
 昨日(8/8)のNHK教育テレビETV日米安保条約特集のなかで反基地闘 争、「内灘闘争」について「民族独立」を訴える「阪急労組」のパンフレットを 紹介していました。
 1952年から1953年にかけて「内灘闘争」は闘われていますから共産党指導部は 四分五裂しています。おそらく「赤いたぬきさん」のような下部党員・不良党員 (自覚的コミュニスト)が労組にいて先進的に闘ったのではと想像しています。
 戦後、「民族独立」の旗は、左翼(共産党も含む)が取りました。右翼は、赤 尾 敏氏に象徴されるように「日の丸と星条旗」です。
 (赤尾 敏氏は、毎日のように銀座数寄屋橋公園の前で「日の丸」と「星条 旗」を立てて演説していた。)自民党極右の安部晋三氏等も対米従属、日の丸と 星条旗です。右翼、国粋主義者が「民族独立の旗」を掲げられない、ナショナリ ズムに訴えることができない。
 現在でもこれは極めて重要です。小生は、現在でも反帝、民族独立の旗を鮮明 に掲げる必要があると思っております。