>「核抑止論」ですね。
いえいえ、全然違います。
>核開発の歴史的経緯、北東アジアのミリタリーバランスを無視。イデオロギー 的に中国、北朝鮮にシンパシーを感じていると(アメリカが思っている)団体が、ど うやって、アメリカを説得できるのでしょう。
http://www.linkclub.or.jp/~sazan-tu/readers/0411/r04118.html
が、主たるテーマです。
核抑止論でも、どういう理論でもかまいませんが、アメリカを非難するばかりで
、他国を非難できない団体、(先の中国原潜の領海侵犯での沈黙は苦笑もんです)
が提案する理論を、アメリカが受け入れるわけがないじゃないですかって事です
。
草の根のひとり様は、中距離戦術核制限条約(INF条約)が成立した仮定を ご存知ですか?
>この論旨を使えば核兵器廃絶という結論は出てきません
その核抑止論の論旨で、地上発射の中距離核兵器は全廃されたのですが、私が言い たいのは、「核抑止論の論旨で、核兵器は全廃された」事ではなく、
原水禁のHPのように、
>パーシングII(射程180キロメートル、5~50キロトンの核弾頭1個装備)はNA TO が1979年末にヨーロッパに配備を決定し、ソ連が対抗措置としてSS20(射 程5000キロメートル、150キロトンの核弾頭3個を装備)を決定したことにより、ヨー ロッパの東西で激しい反核運動が燃え上がり
http://www.gensuikin.org/gnskn_nws/0402_2.htm
実際はソ連がSS20を配備して、NATOが、アメリカのパーシング2を導入する事
を決めたのが経緯。引用リンク先以外にも多数の資料あり。
http://oohara.mt.tama.hosei.ac.jp/rn/54/rn1984-030.html
こんな1980年代の最近の歴史的事実まで捻じ曲げてまで、アメリカ批判をし たい反核団体のいう事を(草の根のひとり様は原水協の方ですが)アメリカが聞くと お思いでしょうか?原潜の領海侵犯を非難できない、自分たちのHPで歴史的事実 事実を誤魔化そうとする反核団体を。
超タカ派の核武装論者の国会議員曰く
>この趨勢を見て、私は、かつての「反核運動」を思い起こしました。これは、一九 七〇年代、ソビエトが、中距離弾道ミサイルSS20をヨーロッパ正面に 向けて配備 したことに対し、西ドイツのシュミット首相が、同じく中距離弾道ミサイ ルパーシ ング?をソビエト見向けて実戦配備する決断をした。そして、一九七九年、 実戦配 備を完成させるのだが、この時、ヨーロッパでは、若者を中心とする「反核運動」が 連日何万人もシュミット首相を非難して、パーシング?導入非難を繰返した。
しかし、ソビエトのSS20導入への非難はなかったのです。ソ連崩壊で、この「反核 運動」の真相が明らかになった。それは、この運動が、ソビエトの工作により火がつ けられていたと言うことだ。
つまり、これは西側に、SS20に対抗するパーシング?導入を阻止するためのプロパ ガンダ戦略であったのだ。
http://www.n-shingo.com/jijiback/20030416.html
反核運動がソビエトの工作という、イメージをばら撒きながら、それを改善する事 もせず、核廃絶を訴えても。少なくとも、日本の政治家ですら、説得できていないの に。ちなみに、共産党が推した、候補者は、超タカ派の国会議員と戦って敗れてます。
>アメリカをはじめ、その国内で地道に運動を継続しているグループと協力し、広島・ 長崎の原爆被害の実相を知らせ、核抑止論の不当性を知らせていく、核兵器廃絶の世 論を国内でも作って行くことはできるます。
日本国内のグループと協力できないのに、よその国のグループと協力できると、思
う理屈がよくわかりません。協力できない状態で、よその国のグループと協力して何
かやって、それなりの成果がでたら絶対、「この成果はわが党が云々かんぬん」「こ
の成果は私たちが云々かんぬん」と手柄争いの分裂行動になって、世界の顰蹙、失笑
を買うのが落ちです。
北朝鮮の拉致問題への対応が実際、そうですし。(拉致問題の場合は、正確には責
任の押し付け合いですが)
>なぜ原水協のメンバーが出てくることが問題なのか?なぜ原水禁が同じ事務所 にいることが問題なのか? 私ならそこを問題にします。
あいつは原水禁=社民党だ、あいつは原水協=共産党だ、などというレベルではお 話になりません。
以下、略。
再レスをしていますので、さざ波の編集部の方が、そのうちUPしていただけると
思います。
それを読んで、理解していただきたく。