内外の全ての国家元首、政党党首が、数年で替ります。替らないのは、少々独
裁的な国,、政党や、過去の共産党。論より証拠。 スターリン、レーニン、毛沢
東、宮本、不破、志位各氏のように長いのは、今の国家、政党では珍しいでしょ
う。そして他方、出世争いになれた世間には、こういう常識は痛いほどある。
「非近代的な会社のワンマン社長は居座りたがるもの」「そういう会社の重役た
ちはイエスマンばかり」。
つまり外の普通の感覚、常識から見ると、共産党の幹部習慣の方がむしろおか
しく、異常に見えるはずなんですよ。そこから、次の認識までは、なんという
か、後一歩の距離だ。
「どうも、民主集中制と言うのがあるらしい。やっぱり『集中重視』であっ
て、みんなが平目になるというワンマン制度なのだろう。ほぼ終身重役なんて、
信じられんな」
こういう常識的認識進化のマットウサについては、当欄バックナンバー、04
年9月16日の次の拙稿をお読み下さい。「日本共産党の惨状の本質にかかわっ
て」。この「組織論・運動論」画面の左欄外「04年~05年」をクリックしま
すと、出てきます。