Keiさん、そういえば、心なごむ投稿をしばらくお見かけし ませんで、寂しい思いをしていました。
非党員の立場から少し補足させて下さい。
政党助成金について、すこし過去ログを調べてみましたが、
もらった方が良い理由として,党財政が逼迫していることと,
共産党の受け取り拒否が,結果的に他党にカンパすることにな
ってしまっていることの二点が挙げられているようです(例え
ば,2004/08/29
と2006/09/15
「党員用討論欄」の山本進さん、2004/09/04
「一般投稿欄」の尾張はじめさん).
お金に困っていることを憲法違反を冒しても良いことの理由 にしてしまっては,現在の中心的な政治課題の一つである憲法 擁護運動の中での共産党の立場を危うくするものです.護憲の 運動は,政党助成金の交付を税金泥棒と感じている多くの「無 党派層」と共同して取り組んでこそ実を結ぶものだからです. さらにまた、税金泥棒呼ばわりされては、もう一つの重要な政 治課題である「経済的弱者:貧困」の問題への発言権をも危う くするものです。
結果として他党にカンパすることになっているのは,この法 の憲法違反の性格をより鮮明にしている事態であるに過ぎませ ん.むしろ,これらの事態を積極的にアピールすることこそが 求められていると思います.例えば2004/07/25 遠藤幸男さんの「党員用討論欄」への投稿を参照して下さ い.
一部にある、清廉潔白に過ぎることを揶揄するような批判は ,典型的な反共主義の言説に他ならず,共産党支持者が気にす る必要もないでしょう.もし,共産党が政党助成金を受け取る ように方針転換したなら,私だけでなく,多くの非党員支持者 が離れると思います(例えば,2004/10/02 「一般投稿欄」のむぎむぎさん).
再度同じことを書きますが,社民党や新党日本が,憲法違反 を認識しながら政党助成金を受け取っているのは,「赤信号, みんなで渡れば怖くない」を臆面もなく実行しているというこ とです.共産党が同じ穴の狢になって良い訳がありません.共 産党が政治的に優位に立てる数少ない材料の一つなのです.