発行が少し遅れましたが、『さざ波通信』の第5号をお届けします。
メイン論文は、「新ガイドライン法の成立と従属帝国主義」の後編です。前回までの議論をふまえて、日本の戦後史を振り返るとともに、日本の現状規定とその変革の展望にまで踏み込んで論じています。
もう1つのメイン論文は、先月出版された『汚名』の書評です。この著作は、1972年に起きた新日和見主義事件の当事者である油井喜夫氏による手記です。
雑録論文は2本。1本目は、6月25日付『週刊金曜日』に掲載された不破委員長と社民党土井党首との対談を論じたものです。2本目は、6月29日に発表された、衆院の選挙制度改革に関する日本共産党の提案を論じたものです。
次号は、8月上旬に発行する予定にしています。