『さざ波通信』第11号

 今月は発行が遅れて申し訳ありません。
 今月号のメイン論文は、「不破政権論について改めて考える」です。この間、「党員専用討論欄」において、タケル同志、澄空望同志、編集部の三者の間で、不破政権論をめぐる活発な議論が行なわれていました。その中で、タケル同志より多くの批判や疑問をいただいています。それらの批判や疑問はいずれも不破政権論の問題を考える上で重要なものであり、改めて詳しく論じる価値のあるものです。また、今年中に総選挙が予想されており、連立政権の問題がいっそう重要なテーマとして論じられることになるでしょう。共産党にとってある種の歴史的岐路が迫っていると言えます。
 そこで、今回のメイン論文として、このテーマを全面的に取り上げ、多様な側面から不破政権論の重大な問題点を明らかにしました。その際、できるだけタケル同志の出している論点とかみ合うように論文を構成しました。今後いっそう、この問題で議論が活発に行なわれることを希望します。
 雑録論文は、今回は2本です。1本目は、民主党の選挙政策における防衛・安全保障政策を取り上げています。2本目は、民青同盟のある班のホームページが閉鎖になった事件を取り上げています。
 来月号は休刊とさせていただきます。したがって、次の号は、5月上旬に発行する予定です。

『さざ波通信』編集部

目 次

  1. 不破政権論について改めて考える
  2. 雑録
    1. 民主党の防衛政策の検討
    2. 「くさいものにフタ」式の指導はあやまり

(00/3/17発行)

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