以下の一連の記事は、綱領改定案に関するトピックスでの論評を再録したものです。
(03.7.11)『しんぶん赤旗』が綱領案に対する意見の募集を開始
7月11日付『しんぶん赤旗』の一面に、「党綱領改定案に対する意見をお寄せください」という書記局名の通知が掲載されている。その中で、今回の党綱領案に対する意見を以下の要綱で募集している。1、字数は2000字以内、2、内容は綱領改定案についての意見で、綱領改定と無関係なもの、誹謗・中傷・悪罵に類するもの、同じ筆者による同じ論旨の繰り返しのものは掲載しない、3、原稿は郵送ないしメールで受けつけ、メールの場合のアドレスは、gian@jcp.or.jp 、4、原稿には筆者の氏名と所属支部・グループ名を書く、5、締め切りは11月1日に届いたものまで、6、投稿は有料の別刷り『学習党活動版』に掲載される。
これまでと同様、2000字という量的短さや、全党討論であるにもかかわらず、投稿の掲載される『学習党活動版』が有料であることなど、問題点はあいかわらずである。しかし、今回注目すべきは、「同じ筆者による同じ論旨の繰り返しのものは掲載しない」という規定であろう。これまでは、同じ筆者によるものは1通しか受けつけないという規定であったが、今回は、この規定からして、同じ論旨でないかぎり、同じ筆者による複数の投稿を受け付けるという方針であると解釈しうる。一投稿一論点という見地で、党綱領案を批判する投稿を中央に届けよう!(S・T編集部員)