『さざ波通信』の第35号をお届けします。
今号のメイン論文は、今回で完結となる「綱領改定案と日本共産党の歴史的転換(下)」です。さらにもう一つのメイン論文として、『前衛』10月特大号に掲載された不破哲三氏の論文「『ゴータ綱領批判』の読み方――マルクス、エンゲルスの未来社会論」を批判的に検討した論文「マルクスの未来社会論と分配問題――『前衛』の不破論文批判」です。
雑録論文は1本で、総選挙問題を論じています。今号は第23回党大会の決議案も検討する予定でしたが、総選挙の実施によって党大会の開催が来年1月に延期されたことを受けて、次号の課題にしたいと思います。次号の発行予定は11月下旬です。