『さざ波通信』第6号

 先月は『さざ波通信』を初めて休刊にしましたが、今月号から再開いたします。『さざ波通信』第6号のメインは、8月29日に行なわれた編集部メンバーによる座談会です。『さざ波通信』を立ち上げてから半年以上経った時点で、簡単にこれまでのことを、個人的な感想も入れて振りかえってみました。
 もう一つのメイン論文は、7月22日に開かれた党創立77周年記念講演会での不破委員長の講演についての批判的論評です。
 雑録論文は今回は3本です。1本目は、『派兵チェック』第83号(8月15日付)に掲載された天野恵一氏による、本誌第5号掲載の書評に対する批判に反論したものです。天野氏は、その書評の最後で関係者の名誉回復が言われていることについて、加害者に被害者の名誉回復を求めるのはナンセンスであると批判しています。2本目は、今国会で強行採決された盗聴法に対する共産党の態度について論じています。3本目は、「日の丸・君が代」の法制化をめぐって、雑誌『論座』で菅直人民主党党首に対して行なわれたインタビューを取り上げています。
 次号は、10月の始めにアップする予定です。

もくじ

  1. 編集部座談会--『さざ波通信』創刊から半年を振り返って
  2. 党創立77周年記念講演会における不破演説について
     
  3. 雑録
    1. 名誉回復問題をめぐる天野恵一氏の批判に答える
    2. 盗聴法の成立と共産党の姿勢
    3. 「日の丸・君が代」の法制化と菅直人の共産党批判

(99/9/7発行)
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