『さざ波通信』第4号

 『さざ波通信』の第4号をお届けします。本号のメイン論文の1本目は、先日、自自公の強行採決によって成立した新ガイドライン関連法の問題を日本の帝国主義化の問題と結びつけて論じた「新ガイドライン法の成立と従属帝国主義」の前編です。いつものように、ベテラン党員のH・T氏にお話をうかがいました。
 2本目は、『論座』6月号に掲載された共産党批判の論文に反論したものです(担当はS・T)。
 それ以外は、雑録論文が5本です。1本目は、アメリカとの対比で「日の丸・君が代」問題を論じたもの、2本目は、5月8日付『朝日新聞』に掲載された「『非自自公』政権狙う共産党」という記事についての論評。3本目は、東大五月祭での志位書記局長の野党政権発言を批判したものです。4本目は「日の丸・君が代」問題を取り上げた『しんぶん赤旗』の主張を批判したもの、5本目は、同じ東大五月祭での鳩山由紀夫民主党幹事長代行の発言を取り上げたものです。
 次号は、「新ガイドライン法の成立と従属帝国主義」の後編と雑録論文をお届けする予定です。次号の発行は、7月始めになると思います。

『さざ波通信』編集部

もくじ

  1. 新ガイドライン法の成立と従属帝国主義(上)
  2. 右からの不公正な共産党批判――『論座』論文への反論
     
  3. 雑録
    1. 国旗・国歌の押しつけ――日本とアメリカ
    2. 『朝日新聞』の憶測記事と日本共産党の沈黙
    3. 暫定連合政権をめぐって反省なき共産党指導部
    4. 「押しつけ」反対のみを言う赤旗「主張」
    5. 鳩山・志位会談の重大な疑念

(99/6/7発行)
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