都議選の結果と参院選の展望(座談会)

はじめに

 6月24日に都議選が実施され、すでにご存知のように、共産党は歴史的大後退を喫しました。自民党は得票率では大幅に躍進しましたが、立候補を絞っていたこともあって、改選議席を5議席増やしたとはいえ、前回の当選者よりも1議席少ない53議席にとどまりました。民主党は、合同以前の4年前の都議選よりも多くの議席を獲得しましたが、小泉人気のあおりを一番受けて、昨年総選挙時よりも大きく得票を減らしました。公明党は、立候補者を絞って、候補者全員当選を果たしました。
 以上の結果を受けて、都議選の政治的教訓を総括するとともに、7月29日に投票日を迎える参院選に向けた展望を語り合いました。

『さざ波通信』編集部

目  次

  1. 選挙の敗因
  2. 石原都政への「是々非々」論の問題性
  3. 民主党と公明党
  4. 党指導部の総括の仕方
  5. 参院選の展望(1)
  6. 参院選の展望(2)
  7. 全体としての総括

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