日本共産党5中総の批判的検討

 前回の4中総から半年以上あいた今年の1月13、14日に日本共産党第5回中央委員会総会が開催されました。そこでは、情勢問題と党の政策を中心に志位書記局長の報告、参加者の討論、不破委員長の中間発言志位書記局長の結語が行なわれました。討論の内容はあいかわらず不明ですが、報告、中間発言、結語はそれぞれ1月15日および16日の『しんぶん赤旗』に発表されています。
 前回の4中総報告および結語についても、私たちは、『さざ波通信』号外を出して詳細に検討し、必要な批判を加えました。今回は、報告・結語と並んで、不破委員長の中間発言があります。そこで、この三つを一つ一つ取り上げ、批判的に検討することで、現在全党的に行なわれている討論に積極的に参加したいと思います。

『さざ波通信』編集部

目 次

  1. 志位報告の検討(1)――国内外の情勢と日本共産党
      党は現実政治を動かしているか
      修正資本主義派との共同の現実性
      新しい財政再建計画について
      党のアジア外交について
      帝国主義的グローバリズムの世界支配
  2. 志位報告の検討(2)――総選挙をめざす共産党の路線と活動
      「野党の前向きな変化」の本質
      連合政権構想の再浮上
      「大運動」の真の教訓
      経営支部と青年・学生支部
  3. 不破中間発言の検討
      90年代における共産党の躍進をどう見るか
      現在の改革路線と党綱領
      ギャップの真の意味とその危険性
  4. 結語の検討

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