発行が大幅に遅れましたが、『さざ波通信』の第24号をお送りします。
今回の『さざ波通信』は、3つの主要論文で構成されています。1つめの論文は、10月に開かれた第3回中央委員会総会での諸決定(志位報告、不破発言、志位結語)を批判的に取り上げたものです。テロ事件と米軍の報復戦争の問題、7月の参院選での歴史的大敗北の問題、党建設の問題などについて取り上げています。
2つめの論文は、10月26日付の『朝日新聞』に掲載され、10月29日と30日の『しんぶん赤旗』により詳細な内容が掲載された不破氏のインタビューを厳しく批判したものです。
3つめの論文は、共産党議員団が、海上保安庁法改悪案に突如賛成に回った重大問題を取り上げています。このあまり知られていない裏切り行為は、自衛隊活用論の一つの実践的帰結であると言えます。
次号は、1月はじめ頃に発行する予定です。